白川氏:又、オーガニックの商品がなぜ高いのかと言うと、やはり農薬や科学肥料を使わないので生産性が悪いからなんですよね。 科学的・工学的な手段を使わないので人手がかかる。そうするとコストは上がる。
更に流通においても、説明しながら接客をする必要があるので人件費がかかる。
故にオーガニックの商品は高いという訳なんです。

しかしそこにこだわるのは、日本で最大の汚染産業が何かと言ったら“農業”だからなんですよね。 日本で農業をしている山中の生産地と工業地帯と、どっちの水が汚染されているとかと言えば、生産地の方なんです。

近年は世間でも、添加物や農薬が環境にどんな影響を与えるかが注目されてきており、物質的な豊かさだけでなく、精神的・社会的な豊かさが求められている。

それこそがオーガニックやったんやと。

広辞苑で引くと、“有機”は『生命力のある様』、“無機”は『生命力がない様』なんですよ。

友添氏:生命力がない様ですか。

白川氏:つまり有機は生命という事なんです。 だから有機農業の第一世代の生産者の方達は「自分達は生命作業をしている」と言うんですよ。