今日は午前、午後とsoftbridgeの会社の見学とミーテイングを行わせて頂きました。
オフィスはプネの中心エリアに二つあって、オフショア開発を行う開発チームのいるオフィスと研修を行うための研修施設になっているオフィスがすぐ近くにありました。
インドのIT事情ですが2005年度のインドのソフト開発における国外輸出の61%がアメリカ、27%がヨーロッパ、日本向けは4%しか無いそうです。
それが2006年には、ソフト開発の輸出額は増えているのに日本向けは3.5%に減ってきているそうです。
当然日本向けと言う意味では増えてはいるのでしょうが、他の国への輸出の増え方に対し、日本が着いてきていないのが現状です。
インドのITが進んだ背景には国をあげての教育施設の充実等が幸をそうしたのと、インドでは結婚相手で人気が高いのが、医者、弁護士、IT技術者と言うぐらい稼ぎの良い職業であるため、ITに興味を持ち勉強する人たちが多いのでしょう。
アメリカ国内でも実際にソフト開発に携わっているスタッフの比率はインド人と中国人の比率が非常に高く、今後もこの傾向はしばらく続いて行くものと思われます。
日本でも優秀なIT技術者の確保と言う意味で、インド人の技術者も魅力的であることは間違いないのですが、言葉の壁が立ちはだかり、そこに踏み込めない企業が大半であることは間違いありません。
しかし富士通等大手ベンダーでは最近は一層外国人スタッフの採用に力を入れているようですし我々の様な小規模な開発会社もこの流れに取り残されないように開発のグローバル化を進めなければならないと改めて感じました。
何人かの現在日本に行く前の研修を受けているインド人の方と話させて頂きましたが、皆さん日本で働く事に憧れ、一生懸命研修に取り組み日本語も勉強されている様でした。
プネ大学ではここ数年日本語の授業が人気で、日本での生活する事へ憧れている人も多いようです。
お昼は伝統的なインド料理の店に連れて行って頂きました。
スチールの食器に色々な種類のカレーとナンを店の人が注ぎに来てくれるシステムになっていて、味は辛いか、甘いか、酸っぱいかのはっきりした味付けが多かったです。
夕食は中華の店(MAINLAND CHINA)に連れて行って頂き、味は四川ぽくってかなり
辛かったけど美味しかったです。